【サイズ】約φ130×H55ミリ/500cc
【質感】つるつる
【重さ】約230グラム
【材質】陶器
【お取扱い】ご使用前のお手入れは特に必要はありません。
但し、陶器ですので気になる方は湯炊きをおススメします。湯炊きは下記の「湯炊きについて」をご参照下さいませ。
「『土を焼く』ことから生まれる焼き物ならではの質感を大切に、生活の道具を作っております。
日常の何気ないひとときが心地よく感じられる様な、そんな時間の演出のお役にたてれば幸いです」
舞鶴(京都)の工房にて独自の土、釉薬を使用、西洋式の薪窯でしっかりと焼成した器を制作されている服部克哉(真泥)さんの独楽(こま)取鉢です。
「真泥」さんは服部克哉さんと村山朋子さんで構成されているユニット工房の名称です。
服部克哉さんは石川県の県立九谷焼技術研修所を修了の後、石川県や熊本県の窯元に勤務され、再び有田の窯業大学校絵付科でも学ばれ、自主制作を開始されました。
2009年、現在の京都舞鶴に移転し、2010年西洋式の薪窯を築窯、陶器・磁器、灰釉・粉引・焼締等の器を作陶されています。
独楽(こま)取鉢は独自の土や薪窯での焼成からくるものでしょうか?色が渋めに仕上がっています。
また、一見色分けのボーダーのように思えますが茶の部分はしのぎを入れて素材の土の色を活かした配色となっています。
釉薬の流れや滲んだ呉須など、1点、1点異なりオンリーワンの魅力となっています。
独楽は「くるくる回る」ことから「元気に過ごせる」、「物事がうまく回る」など縁起の良い文様と言われています。
サイズとしては中鉢というカテゴリーに入る大きさで、スープボウル、サラダボウル、煮物などの銘々鉢、向付にもご使用いただけるご多用いただけるサイズとなっています。
★画像はクリックしていただくと拡大します。
伝統的な文様、形状をモダンにアレンジした私たちの暮らしに使い勝手の良い、上質な器です。
■作家さんの作品は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。
■湯炊きについて
・大き目の鍋に米のとぎ汁をはり、陶器を浸してから火にかけて沸騰させ、10分ほど煮て火を止めます。
・そのまま湯の中に冷ましてのちに引き上げ、すすぎ、一度乾燥させてからご使用いただくと貫入が目詰めされ汚れにくくなります。
・特に、白や淡い色の陶器にはお奨めします。
・また、毎回のご使用前に水にくぐらせていただくと食べ物のシミもつきにくくなります。
・色の濃い液状のものや油っぽいものを入れたまま保存したり水に浸したままにせず、ご使用後はよく乾かしてからご収納ください。
・粉引の技法を用いた器はシミになりやすいとされますが、上記のように丁寧に扱っていただくことで風合いが増す器です。
少し手間はかかりますが、その分愛着もわき、末永くご愛用いただけけるのではないでしょうか?