DETAIL
【サイズ】約W30×D80×H60ミリ
【重さ】約100グラム
「隣にいる動物がお茶を入れてくれたり、一緒にごはんを食べている家族が動物にみえたり、わたしの頭の中では全てが自由。日常と想像が入り交じった世界観を大切に表現しております。すこし写実で、すこしヘンテコな世界を楽しんでいただけたら幸いです」
武蔵野美術大学短期学部美術科卒業。紙や鉄を素材として造形作品を製作されていましたが、陶芸にたずさわる機会にめぐまれ、現在土を素材にした作品を中心に製作活動をされているキクタヒロコさんのプレゼントこぶたのポレットです。
キクタヒロコさんの作品には一点、一点独自のネーミングがあり、お尋ねしたところ、「動物につける名前は焼き上がりの顔をみての直感できめてます。由来はいつか読んだ小説や映画、歴史上の偉人などからいただくことが多いです」ということです。
「型」で製作されるのでなく、まず製作するオブジェの下絵を描き、頭の中で立体化し、粘土をおおよその大きさに切り分けておおまかにその形にし、少し乾燥したら陶芸用のナイフで削りをかけてまず「カタチ」を完成させていくそうです。
完全に乾燥後、素焼き、絵付け、施釉、本焼き(1,200℃)、磨きという作業を経て完成となります。
製作の際に一番心がけておられることは「ものを常によく見ること」だそうです。
プレゼントこぶた/ポレットは、キクタヒロコさんの数ある動物オブジェの中でもひときわ人気の高いこぶたさんシリーズの中から、赤いリボンで飾られたギフトボックスを頭に乗せて微笑んでいる可愛いこぶたさんです。
今回のプレゼントこぶたの中でもほんの少しほっそりしてお顔を少し傾げているタイプです。
ポーズや表情に「らしい」が感じる第一番はキクタヒロコさんがいつも心がけておられる「ものを常によく見る」ということで培われた観察力のおかげだと思います。
デスクや書架にちょこんと、というのは如何でしょうか?
また、キクタヒロコさんに𠮟られそうですが大きさと比較して重さがありますのでペーパーウェイトとしても有効です。
■キクタヒロコさんの作品は型で制作されていない手びねり成形となっていますので、一点ものとなります。