【サイズ】約W80×D80×H15ミリ
【重さ】約45グラム
【質感】さらさら
【素材】磁器
【お取扱い】ご使用前のお手入れは特に必要はありません
福岡で生まれ、有田・信楽で学び、現在生誕地の福岡で作陶されている吉田崇昭さんの染付け三方菊型まめ皿/市松文です。
吉田崇昭さんは、李朝の器に通じる磁土、焼成で有田で磁器制作が始った頃のような自由闊達であたたかみのあるフォルムや初期伊万里の文様について研鑽を積まれ、とり入れた絵付けをされています。
洗練というよりは素朴な雰囲気な生地に故意に施釉しない部分を作ってみたり、目跡を付けてみたりして未完成の完成と言った「隙」を楽しむナイーブな雰囲気で日常の暮らしに寄り添う器つくりとなっています。
その独特の雰囲気をどういう風にご紹介してよいのか難しいところがあるのですが、無施釉の部分などはお客様によっては品質に疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、吉田崇昭さんはそのような疑問点があれば真摯に答えていただけますのでご安心ください。
吉田崇昭さんは饒舌な方では無いのですが「土」についての解説には、私も思わず微笑です。
「好きこそ、ものの上手なれ」という言葉がふと浮かんで、これからも吉田崇昭さんの器は独特の洗練し過ぎず、ナイーブ過ぎない優しい雰囲気のちょっと隙のある作品をとなっています。
染付け三方菊型まめ皿/市松文は、古ものを想わせる生地を上下で三つ重ねた円に成形し、下部の円の一つには菊が描かれ、もう一方の円を菊花型に、上部の円には呉須で繁栄の意味をもつ市松文が絵付けされています。
山椒や塩のなどの天塩皿に加えて箸置き、カトラリーレストとしてもご使用いただけます。
かわいいまめ皿を集めてみるのは如何でしょうか?
■作家さんの器は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。