【サイズ】約φ180×30ミリ
【重さ】約460グラム
【質感】さらさら
【素材】磁器
【お取扱い】ご使用前のお手入れは特に必要はありません
福岡で生まれ、有田・信楽で学び、現在生誕地の福岡で作陶されている吉田崇昭さんの染付け陽刻花卉文絵替わり6寸皿/片身椿鳥襷文です。
吉田崇昭さんは、李朝の器に通じる磁土、焼成で有田で磁器制作が始った頃のような自由闊達であたたかみのあるフォルムや初期伊万里の文様について研鑽を積まれ、とり入れた絵付けをされています。
洗練というよりは素朴な雰囲気な生地に故意に施釉しない部分を作ってみたり、目跡を付けてみたりして未完成の完成と言った「隙」を楽しむナイーブな雰囲気で日常の暮らしに寄り添う器つくりとなっています。
その独特の雰囲気をどういう風にご紹介してよいのか難しいところがあるのですが、無施釉の部分などはお客様によっては品質に疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、吉田崇昭さんはそのような疑問点があれば真摯に答えていただけますのでご安心ください。
吉田崇昭さんは饒舌な方では無いのですが「土」についての解説には、私も思わず微笑です。
「好きこそ、ものの上手なれ」という言葉がふと浮かんで、吉田崇昭さんの器は独特の洗練し過ぎず、ナイーブ過ぎない優しい雰囲気のちょっと隙のある作品をとなっています。
染付け陽刻花卉文絵替わり6寸皿/片身椿鳥襷文は、古ものを想わせる生地の縁を六弁の花ののように成形し、縁に型打ちで陽刻を施し、見込みの下方には呉須で襷文、上方に片身椿鳥が絵付けされています。
取り皿、銘々皿、デザート皿としてご使用いただける品格のある器です。おばんざいを御馳走してくれます。
見込みと縁に段差が付けてありますので少しの汁気なら対応できます。
陽刻花卉絵替わり6寸皿は、絵皿としてインテリアとしても楽しんでいただける器です。
■作家さんの器は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。