【サイズ】約φ105×H20ミリ
【重さ】約140グラム
【質感】つるつる
【素材】陶器
【お取扱い】使用前のお手入れは陶器ですがしっかりと施釉されていますので特に必要ないですが、土が粗目ですので気になる方はご使用になる前にしっかり水に浸けていただくか、経年変化や汚れが気になる方は下記の「湯炊き」についてをご覧下さい。
「定番のものをきちんとこなしながらも、常に新しいことに挑戦していきたいです。色はもちろん、高台から口縁まですべてに隙がない、いい器を目指していきたいと思っています」
佐賀県立有田窯業大学にて陶芸の基礎を学び、有田の窯元に約4年間勤務された後、長野県長門町で作陶されている戸津圭一郎さんの象嵌切立小皿です。
戸津圭一郎さんは、和食器の定番と呼んでいいクラシックでスタンダードとなる器を製作されています。
「土もの」のもつ柔らかい、ほっこりとした感触と粉引き、林檎や山桜の灰釉、三雲長石釉、黒釉など自然由来の釉薬を施釉した色目に鎬(しのぎ)、三島などの伝統的な手法と口当たりの良い口部分の反り加減など使っていただくと使い勝手の良さのための工夫が伝わってきます。
戸津圭一郎さんの象嵌切立小皿は、赤土をベースに三雲長石釉を施釉し、見込み中心に花、2段に分けて縦長長方、外側側面に花の印判をぐるりと押印してあります。
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小ぶりですが切立ですので少々の汁気にも対応でき、多目的にご使用いただけます。
香の物、白和えなどの和えもの、酢のものなどのお料理に加え、和菓子、ケーキ、アイスクリームなどのデザート皿として多目的にご使用いただけます。
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■イメージの菓子切は
フレル/山田哲也さんの欅菓子切です。
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高台裏には濃淡がありますが戸津圭一郎さんの「圭」のバックサインが入っています。
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大切にしたい毎日の上質の暮らしに寄り添う器です。
■湯炊きについて
・大き目の鍋に米のとぎ汁をはり、陶器を浸してから火にかけて沸騰させ、10分ほど煮て火を止めます。
・そのまま湯の中に冷ましてのちに引き上げ、すすぎ、一度乾燥させてからご使用いただくと貫入が目詰めされ汚れにくくなります。
・特に、白や淡い色の陶器にはお奨めします。
・また、毎回のご使用前に水にくぐらせていただくと食べ物のシミもつきにくくなります。
・色の濃い液状のものや油っぽいものを入れたまま保存したり水に浸したままにせず、ご使用後はよく乾かしてからご収納ください。
・粉引の技法を用いた器はシミになりやすいとされますが、上記のように丁寧に扱っていただくことで風合いが増す器です。
少し手間はかかりますが、その分愛着もわき、末永くご愛用いただけるのではないでしょうか?
■作家さんの作品は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。