【サイズ】約φ210×H20ミリ
【重さ】約430グラム
【質感】さらさら
【素材】陶器
【お手入れ】北川タケシさんは特に使用前にお手入れはなさらず経年変化を楽しんでいただければ、と思っておられます。
但し、気になる方はご使用前に水に浸けてたっぷり水を吸わせるか、下記の【陶器の扱い方】についてをご参考ください。
※漂白剤、食洗機、電子レンジのご使用はお控えください。
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「日常のなかで楽しく使っていただけるような器を作りたい」
愛知教育大学総合科学課程総合造形コース卒業後、愛知県岡崎市の工房で手びねり成形で作陶されています北川タケシさんにオリジナル制作いただいたイヤープレート/2021です。
北川タケシさんの器は、主に手捻り(てびねり)で成形されていますが通常の手びねりでなく独自で考案された粘土を紐状にして一段ずつ積み上げていくというとても手の込んだ手法です。その上、できるだけ削らないようになさっている為に極細い紐にするため土台部分が崩れないように乾かしては積み上げる時間がかかってしまいますが、手捻りとは思えない美しい成形となっています。
絵付けも、撥水剤をかけ、絵付けしたい部分に白化粧土を施し(その為、白い部分は少し盛り上がっています)、引っ掻いて絵を描くという北川タケシさん独特の手法です。
ですので全く同じものが無いオンリーワンの魅力的な作品となっています。
2021年のイヤープレートのメインモチーフは天翔ける馬で「ペガサス」でしたが、2021年同じく空(天)飛ぶ鳥ということで「フェニックス」と勝手に命名させていただきました。
一点、一点、鳥の配置、頭頂や尾羽の様子、鳥を囲む葉っぱの文様が異なりますが、ベースの生地の色も単体色のベージュでなく所々に淡い碧が飛んだようになったニュアンスのあるベージュに白のモチーフの文様に淡い織部グリーンが新鮮です。
不死身の「フェニックス」という北川タケシさんらしいストーリーを感じさせる絵付けとなっています。
また、年次の「2021」も例年と比較するとクッキリです。
プレートスタンドを使ってインテリアとして素敵ですが、通常のお皿としても是非ご使用いただきたいプレートです。
土の質感、ファンタジックな絵付けなど「手」でつくられたものが持つ風合い、雰囲気が強く感じられ、食卓に穏やかで優しい風を運んでくれますが、機能的にも見込みとリムに段差をしっかりつけてありますので少々の汁気にも対応できます。
2019年より製作いただいています「イヤープレート」は北川タケシさんファンならずともコレクティブアイテムとして食器だけなくインテリアのデコレーションとしても毎日の暮らしに彩りを添える器としても、如何でしょうか?
■作家さんの器は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がでてきます。また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。
【陶器の扱いかた】
この器は陶器です。磁器と違って少し給水性があります。また、陶器には貫入(表面の釉薬に入る細かなヒビ)が生じており、飲み物等の色が入り込む場合があります。これを「使い込んだ味」として、器を育てるような気持ちで変化を楽しんでいただければ幸いです。
ただ、あまりシミを作りたくない、綺麗に使いたい方には、次の方法を“目止め効果”としてお勧めします。
使い始める前に、鍋で米のとぎ汁(なければ水とご飯少々)を、15〜20分ほど弱火で煮て、薄い糊を作ります。
火を止めてから器を浸け置き、冷めましたら取り出します。水気を拭き、完全に乾かしてから(出来たら2〜3日)使って下さい。
普段の扱いについては、ご使用の前に水をくぐらせると、目止めの効果があります。使用後は水に浸け置くことは避けて、よく乾燥させて下さい(カビなどの防止)。食洗機は使わない方が安全です。
長く愛着を持ってお使いいただけますよう願っております。