【サイズ】約W155×D140×H55(高い部分)ミリ/270cc(満水)
【重さ】約200グラム
【質感】つるつる
【素材】陶器
【お取扱い】陶器ですのでご使用になる前にしっかり水に浸けていただくか、経年変化や汚れが気になる方は下記の「湯炊き」についてをご覧下さい。
「定番のものをきちんとこなしながらも、常に新しいことに挑戦していきたいです。色はもちろん、高台から口縁まですべてに隙がない、いい器を目指していきたいと思っています」
佐賀県立有田窯業大学にて陶芸の基礎を学び、有田の窯元に約4年間勤務された後、長野県長門町で作陶されている戸津圭一郎さんの粉引きたわみ鉢です。
戸津圭一郎さんは、和食器の定番と呼んでいいクラシックでスタンダードとなる器を製作されています。
「土もの」のもつ柔らかい、ほっこりとした感触と色目、三島などの文様で伝統的な器ですが、使っていただくと使い勝手の良さのための一工夫が伝わってきます。
戸津圭一郎さんの粉引きたわみ鉢は、比較的薄手の粉引きの生地に戸津圭一郎さんの趣きのある和食器らしい品の良いお洒落なお料理好きな方には見逃せない器です。
戸津圭一郎さんの基本である美し成形からできる端正なフォルム、「土もの」のほっこりとした感触、口当たりの良いように仕上げられた反らした口縁などに、工夫と心配りは通常通りに伝わってきます。
成形がしっかりとしているのでたわみ鉢のような変形の器でもこのようにスタッキング可能です。
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縁に沿って濃い薄いはありますが「櫛目」が入っているのも戸津圭一郎さんらしい仕上がりです。
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深さに高低がありますので液体の容量は大きくありませんが、お野菜などの形があるものは思ったよりも沢山入ります。
煮もの、和えもの、酢のもの、夏には冷や奴などのお惣菜だけでなく、アイスクリームやあんみつなどのデザートにもご使用いただけます。
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高台裏には戸津圭一郎さんの「け」と「圭」の2種となったバックスタンプが押印されています。複数個ご注文の時にはできるだけ揃えますがご指定はいただけません。
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大切にしたい毎日の暮らしに寄り添う器です。
v■作家さんの作品は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めくださいv
■湯炊きについて
・大き目の鍋に米のとぎ汁をはり、陶器を浸してから火にかけて沸騰させ、10分ほど煮て火を止めます。
・そのまま湯の中に冷ましてのちに引き上げ、すすぎ、一度乾燥させてからご使用いただくと貫入が目詰めされ汚れにくくなります。
・特に、白や淡い色の陶器にはお奨めします。
・また、毎回のご使用前に水にくぐらせていただくと食べ物のシミもつきにくくなります。
・色の濃い液状のものや油っぽいものを入れたまま保存したり水に浸したままにせず、ご使用後はよく乾かしてからご収納ください。
・粉引の技法を用いた器はシミになりやすいとされますが、上記のように丁寧に扱っていただくことで風合いが増す器です。
少し手間はかかりますが、その分愛着もわき、末永くご愛用いただけけるのではないでしょうか?