【サイズ】約φ110(一番膨らんだ部分/ハンドル含まず)×H85ミリ(蓋含まず)/400cc(満水)
【重さ】約295グラム
【質感】つるさら
【素材】陶器
【お取扱い】陶器ですのでご使用になる前にしっかり水に浸けていただくか、経年変化や汚れが気になる方は下記の「湯炊き」についてをご覧下さい。
「毎日の暮らしで使いやすいものを目指し、日常使いできる器」
主に轆轤で成形し、美しい鎬(しのぎ)文様を施した器を製作されている小倉夏樹さんの灰粉引き鎬(しのぎ)急須/400です。
小倉夏樹さんの特長は美しい鎬(しのぎ)です。
灰粉引き鎬(しのぎ)急須/400は、轆轤でぽってりと丸いシルエットに成形し、蓋と本体全体ともに細かい鎬(しのぎ)を入れてあります。
多くの作家さんの粉引きは白泥の白化粧土ですが、小倉夏樹さんの化粧土は灰釉となっていますのでちょっとグレイがかったシックな色目で稜線部分以外は光沢があります。
化粧土が流れて地の赤土が現れたり、土と釉薬が様々な景色を作って二つと同じものはありません。
土もののナイーブな雰囲気に丁寧な手仕事の温かみが普段の暮らしをクラスアップしてくれます。
小倉夏樹さんの一番の特長は「鎬(しのぎ)」ですが、それと並んで成形の美しさがあります。
急須の場合に特に感心したのはその美しい成形だからこそできる身と蓋の整合です。
注ぎ口にも小倉夏樹さんの細やかな配慮を感じます。
※画像はクリックしていただくと拡大します。
加えて胴穴(茶漉し)もしっかりです。
★画像はクリックしていただくと拡大します。
灰粉引き鎬(しのぎ)急須/400は、お食事時に加えて、シルエットがまろやかに成形となっていますので美味しい緑茶と和菓子の和のデザートタイムにも似合うと思います。
小倉夏樹さんの器は、鎬(しのぎ)好きの方だけでなく、シックでおしゃれな器がお好きな方に是非手にとっていただきたい上質の手仕事の器です。
■作家さんの作品は一つ、一つ手作りですので、サイズ・色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。
【湯炊きについて】
・大き目の鍋に米のとぎ汁をはり、陶器を浸してから火にかけて沸騰させ、10分ほど煮て火を止めます。
・そのまま湯の中に冷ましてのちに引き上げ、すすぎ、一度乾燥させてからご使用いただくと貫入が目詰めされ汚れにくくなります。
・特に、白や淡い色の陶器にはお奨めします。
・また、毎回のご使用前に水にくぐらせていただくと食べ物のシミもつきにくくなります。
・色の濃い液状のものや油っぽいものを入れたまま保存したり水に浸したままにせず、ご使用後はよく乾かしてからご収納ください。